レールの先は

球技大会に応援に来た奥さんや子供が結構いた。
子供は小さくて可愛くて、上司や先輩は「お父さん」の顔をしていた。
こういう風景を見るとほのぼのするのと同時に、何となく胸が痛いような変な気持ちになる。
いつか自分も家庭を持つ日が来るだろうか。
そう思える人に出会えるだろうか。
どうなるか分からない将来にそこはかとない不安を覚える。
母曰く「マツリ(私のこと)は先のことを考え過ぎてしまう性格がちょっと心配」なんだそう。
何かぼのぼのみたいだな。
「普通に生きてたらどうにかなるだろうし、独身は独身で楽しいゼ!ガハハハハハハ」ぐらい思っててもいい気がする。